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DISCOGRAPHY

4th Mini Album「honeymoon」

2016/11/9 Release
¥2,000(税抜) / KSF-014
K’s Factory Inc.
PCI MUSIC

1.モラトリアム・ラヴ
2.Carnival end
3.サイダーは煌めいて
4.流星雨とアンブレラソング
5.S・O・S
6.名もなきBGM
7.バイタルサイン

【サウンドプロデューサー メッセージ】 text by 根岸孝旨

今までのジョゼをご存知の方は、1曲目の「モラトリアム・ラヴ」を聴いただけで、何かが違うと感じることだろう。
乗り物に例えると、前作までは小さなタウンバイクという印象だったが、今作は排気量の大きなスポーツカーに変貌したと言えるだろう。
ミーティングの段階から、ダビングを出来るだけ減らし、アレンジをこねくり回すのをやめ、ライブでの再現性の高いストレートな方向に行こうと、皆で決めていた。もちろん当初からの羽深の武器である繊細な甘さは随所に残っているが、それ以上にリズムが強化された筋肉質なバンドサウンドへの移行を感じてもらえると思う。
結果持ち前のポップ感も凝縮され、「希望と絶望」が入り乱れた羽深の歌が、よりストレートに皆さんのハートに届くと確信している。

【オフィシャルライナー】 text by フリーライター 天野史彬

『人もバンドも変わり続け、『honeymoon』は「今」を肯定する』

僕は幸運にも、かなり初期の段階でジョゼに取材をしたライターのひとりだと思うのだが、今から3年前に初めて会った彼ら――特にバンドのフロントマンである羽深創太という男には、「掴み所のない人だなぁ」という印象を受けたことをよく覚えている。でも、それは決して嫌な印象ではなくて、あの時は、その掴み所のなさをとても心地の良いものだと感じた。取材自体も、お互いの思考と思考の間で言葉が着地点を持たずにウロウロしているような掴み所のないものだったと思うのだけれど、その対話もまた、とても心地の良いものだった。もちろん、常に明快な意図や答えを持つアーティストにはそれ相応の強みもあるが、悩み、もがきながら、思考や感情の狭間から立ち昇る「揺らぎ」のようなものを表現することのできるアーティストとの出会いは、特別に嬉しいものなのだ。
では、ジョゼが表現する「揺らぎ」とは、一体、何と何の狭間にあるものなのか?――それは端的に言えば、「理想と現実」ということなのだと思う。どれだけ永遠の愛を誓っても、永遠を語ったその瞬間のことをいつかは忘れてしまうヒトという動物の薄情さ。どれだけ肌や言葉を重ねても、個人と個人は100パーセント理解し合うことなんて不可能なのだという「孤独」という名の真理――そうした「現実」を冷静に見つめ、受け止めながら、しかしその反対側(あるいは内側)にある「理想」を忘れることもできない彼らは、結果として、理想と現実の狭間にある「揺らぎ」を表現し続けてきた。彼らがこれまでにリリースしてきた作品たちは、その勇敢な軌跡と言えるだろう。その本質は、本作『honeymoon』でも変わることはない。
しかしながら、『honeymoon』がこれまでの彼らの作品と違っているのは、「理想と現実」の狭間において、バンドが一貫して「でも、音楽は理想である」という強固なスタンスを取っていることだ。どれだけ世界や人生が無慈悲で残酷なものであっても、この音楽が鳴っている瞬間、この音楽に包まれている僕とあなただけは、絶対的に美しい――そんな、音楽に対する信仰心と言っていいほど強い意志が、本作には刻まれている。
たとえば、未来に進みたいと願いながらも、過去の甘美な舌触りを忘れることができない男の心象を、気が抜けていくサイダーに重ねて描いた3曲目“サイダーは煌めいて”。あるいは、夜にしか咲かない花のように、降りしきる雨の中で開かれた傘の中でだけ感じられる安堵と温もりを描いた4曲目“流星雨とアンブレラソング”。本作で描かれる曲の主人公たちは、決して全てが満たされているわけではない。むしろ何かが決定的に欠落している状況にあるにも関わらず、その瞬間の祈りや生き様を肯定される。何故か。それはジョゼの3人が、そんな曲の主人公たちを肯定するために音楽を鳴らしているからだ。どれだけ理想と現実の狭間で揺らごうが、今、この瞬間のあなたの人生は間違っていないと、バンドは自分たちの歌の主人公に語り掛けている。
サウンドも進化した。リズムのバリエーションは多彩になったが、特に前述した“流星雨とアンブレラソング”や
2曲目“Carnival end”で聴かせるような軽快に跳ねるダンサブルなビートが、本作の世界観を土台から色彩豊かなものにしている。その上で、バンドが得意としてきた歌謡性に溢れる艶やかなメロディが過去最高に映えている。端的に言えば、ポップになった。そして、このポップさは決して軽薄なものではない。むしろ、バンドが本作で描こうとした刹那的な輝きを、より一層際立たせている。
本作の最後を飾る7曲目“バイタルサイン”は、「信号」をモチーフに描かれた楽曲だ。止まること、進むこと、迷うこと――時に人生は、個人にはどうしようもできないほどの力で、そのいずれかの選択肢を強要してくる。でも、壊れていない限り信号は変わり続けるし、その度に僕らも変わる。そして、「赤・青・黄」のどの色の瞬間もあなたは美しいのだ――そんなメッセージを、この『honeymoon』という作品は伝えているような気がする。3年前に初めて出会った頃の、ただひたすら悩み続けていた彼らには見られなかった表情だ。きっと今のジョゼは、より強く、音楽の力を信じることができているのだ。

【ゲストライナーノーツ】text by 荒戸完 ZIP-FM「GROOVER’S DIVE」 ミュージックナビゲーター

『いつかは終わり、そして始まる。』 
 無性に抑えられない感情は誰にでもあるのだから。ジョゼから溢れ出た「それ」は、すごく美しいのだ。 
                     
アルバムというのは、一冊の物語のように作られることの方が多い。音と言葉を紡いで曲が、その曲たちを紡いで一枚になる。
物語には、常に緩急が求められる。起承転結だけではなく、細かい展開や描写の抑揚が読む者の心を揺さぶり、何らかの感情を与えるというのがセオリーだ。

このミニアルバムはそういうセオリーを一切無視しているのではないだろうか。

想像してほしい。食べ放題のビュッフェで、唐揚げ、ステーキ、カレー、ハンバーグ、エビフライ・・・こういったものばかりお皿に盛り付けて、目をキラキラさせている少年を。このミニアルバムを作ったジョゼは、きっとこの少年と同じ目をしているのではないだろうか。

きっと洗練されてはいないはず。きっと大人っぽくはないはず。でも、たまにはいいのではないか。
無性に抑えられない感情は誰にでもあるのだから。
そして、ジョゼから溢れ出た「それ」は、すごく美しいのだ。   

3rd Mini Album「YOUNGSTER」

2016/1/13 Release
¥2,000(税抜) / DQC­-1512
K’s Factory Inc.
SPACE SHOWER MUSIC

1.ハートソルジャー
2.パステルカラー
3.LITTLE CITY
4.ロクデナシ
5.GUILTY
6.Friday
7.ヤングパレード
8.飛行機雲を探して

特設ページ

1st full album「Sekirara」

2015/1/21 Release
¥2,500(税抜) / DQC­-1429(KSF­-012)
K’s Factory Inc.
SPACE SHOWER MUSIC

1.Gravity Sky
2.Moment
3.Friendless Friend
4.ルサンチマン
5.硝子の漂流記
6.Adolescence
7.アンドロメダに願いを
8.雨邪鬼マーチ
9.36F View
10.Biographer

2nd mini album「Nocturne」

2013/11/06 Release
¥1500(tax in) / DQC-1183(KSF-009)
K’s Factory Inc.
BounDEE by SSNW

1.湖とノクターン
2.(ex.)傍観者
3.地下鉄
4.海月のダイバー
5.獣
6.Swimming in the universe

1st mini album「Aquarium」

2013/5/15 Release
¥1,500(tax in) / DQC-1062(KSF-006)
K’s Factory Inc.
BounDEE by SSNW

1.ドラマチック・シンドローム
2.銀河飛行
3.ミュート
4.セピアの海で
5.ユートピアの生活
6.numberless polka dot

Compilation「pulse」

2012/12/5 Release
¥1,800(tax in)
DQC-9025 (KSF-004)

5.Tenderness of tomorrow

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全国TOWER RECORDS限定発売

demo mini album「weekend」

※廃盤

2012/3/18 Release
¥1,000(tax in)

1.ネオンテトラ
2.冷たい街
3.溺れる
4.車輪の果て
5.クラウドメルト
6.シルベスターズ・マーチ

2nd demo「swimming.EP」

※廃盤

1.海月のダイバー
2.ミュート
3.numberless polka dot
4.溺れる

1st demo

※廃盤

1.マグリットは叫ばず
2.ミュート
3.numberless polka dot
4.36F view